STORY
本当の友達って、なんだろうね
『魔女の日記』
私は 病気だから
誰も 私と 遊んでくれなかった
お父さんもお母さんも
私を愛してくれなかった
昔の話になるが、支配階級や富裕層の人々は、
銀製の食器を好んで使っていた。
手入れの大変な銀製の食器を使うことで、
使用人を雇える経済力を世間に示したのである。
また、銀食器は毒に反応して色が変わるため、毒殺の防止にも役に立った。
『魔女の家(1)』
魔女の家の扉は、カギでは開かない。
何かがカギになっている。
『魔女の家(2)』
魔女の家は 魔女の力によって 姿かたちを変える。
『笑い話』
むかしむかし、
ある金持ちの男が、大きな宝物を手押し車で運んでいました。
車は森の中で壊れてしまいましたが
そこへ、狩人と犬が通りかかりました。
金持ちの男は、狩人に
手押し車を見張っていてくれるように頼み
狩人は、これを承知しました。
金持ちの男は、代わりの車を呼びに行きました。
その間、狩人は宝物を見張っていました。
やがて、夜になり、
狩人は、家にいる老齢の母親のことが心配になりました。
そこで狩人は、犬に手押し車を見張るようにいいつけて
母の様子を見に家に帰りました。
金持ちの男が戻ってくると、犬が手押し車の番をしていたので
金持ちの男は、犬の主人への褒美として
銀貨を犬にくわえさせてやりました。
犬は家まで走っていき、狩人に銀貨を渡しました。
それを見た狩人は、怒り狂いました。
『手押し車の番をさせていたのに
おまえはあそこから銀貨を盗んだんだな!』
狩人は犬を殺しました。
古い新聞記事
×月×日、×××区にて、××さん宅が全焼。
焼け跡から、××さんと、その妻××さんの遺体が発見された。
遺体には刺し傷があり
何者かが二人を殺害後、建物に日を放ったとみられている。
また、事件後、××さんの一人娘である
エレンちゃん(当時七歳)が行方不明になっており
警察は
『魔女の日記』
お父さんもお母さんも
私を 愛してくれなかった
だから ×した
それから ずっと この家にいるの
『瞳の研究』
瞳の色は人によって違うものである。
とくに、この地方の女性の瞳の色について、
以下のことがわかっている。
彼女たちは、髪の色によって、それぞれの瞳の色が異なる。
髪の色は「銀・黒・金・赤」の4種類であり、
瞳の色は「茶・緑・青・赤」の4種類である。
銀色の髪の女性は、赤い瞳であり、
茶色の瞳の女性は、金髪か赤い髪のどちらかである。
『魔女の日記』
それから この家に 遊びに来た友達
みんな ×した
みんな この家に食べさせた
でも まだ足りない
『魔女の日記』
病気は いや
お外に 出られないから
誰も 愛してくれないから
『魔女の日記』
女の子が 遊びに来た
金髪の髪を三つ編みにした 可愛い女の子
『饒舌な花たち』
彼女たちは美しく、そして、お喋りである。
彼女たちの特徴を、ここに記す。
白い花は、この庭の中で一番美しい。
雨に当たると、不思議なことに花びらが光る。
赤い花は、物知りである。
しかし、彼女たちはつねに嘘をつくので
会話の際には 注意が必要である。
黄色い花は、可愛らしいが性格に難がある。
この花からとれる粉は、人を殺しも生かしもする高級な薬になる。
3つの方法の中には、1つも正しい×し方はない。
だから花を×すのはやめなさい。
引きちぎる方法と、引き抜く方法のうち、
少なくとも1つは正しい×し方。
引き抜く方法も、手折る方法も、
どちらも正しい×し方。
『髑髏の兵士』
あるところに、兵士がいた。
彼の国は滅んだが、彼はそのことに気がつかず
さらには、自分が死んだことにも気がつかなかった。
その兵士は、死してもなお、見張りを続けていた。
城跡の真ん中に立って
正面、右、左、正面、右、左、…と頭を振り続けていた。
『魔女の日記』
彼女は ×さない
だって 彼女は
私を この病気から 救ってくれるから
私は 彼女と”友達”になることにした
『魔女の日記』
私は 病気で 死ぬ
だから
彼女の 体を もらうことにした
彼女の 体で 生きることにした
いいよね
だって 私たち ”友達”だから
私に 体 くれるよね
”友達”だから
だから 今日も 遊びに来てくれたんでしょ?
ねえ ヴィオラちゃん
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本と一緒に読むと何だか悲しい気分になる
エレンちゃんが何であんな事をしたのかも
納得いく是非本を読もう!